松井知事が定例会見7月12日(全文1)地方議員の厚生年金加入、やらせない
開成幼稚園について、現時点で教育庁から大阪地検特捜部に対し何らかの相談はしているのか
司会:それでは次の質問、よろしくお願いします。 NHK:NHK、〓**ヤマ 00:10:45〓です。今のに関連して伺うんですけれども、開成幼稚園について、現時点で教育庁から大阪地検特捜部に対してなんらかの相談はされているのでしょうか。 松井:それはちょっと僕からは、教育庁からもちょっと、今の時点ではお答えすることはできません。 NHK:今月中に森友側からの返事がなければ府として再調査をやった上で、告訴、告発について検討するという。 松井:それはもう一度調査は、要は調査した結果、書類、また同じことなんですよ、今の森友学園と。書類提出してください。ありません。だからこれを何度か繰り返さないと告訴というところまではやっぱり、司法にというところまではいかんということですね。 司会:次のご質問お願いいたします。
地方議員の厚生年金加入の案について
記者1:お願いします。ちょっと離れるんですけれども、自民党のプロジェクトチームで、地方議員年金の、地方議員の厚生年金というのが、案を取りまとめているということがありまして、あらためて厚生年金加入の場合、府政からの支出が想定されるわけですけれども、あらためてお立場を。 松井:いやもう大反対ですよ。これはもうね、今の時期にね、非常勤の議員さんをなぜ手厚く厚遇、優遇する必要があるんですか。要は民間で個人営業しているお店ね、株式会社で会社組織になっているところは会社が半分出して、個人が半分負担して、厚生年金に、そういう、入るわけですよ。でも個人で営業されている人たちはみんな普通に国民年金に入っているわけですよ。だから議員なんていうのは個人の、それぞれは個人が選ばれているわけですよ。で、政党なんていうのも別に会社じゃないし。で、その個人が集まって会派を結成しているわけしょう、地方議員は。で、それは非常勤の人たちなの。なんでこれを今、大阪府職員と同じようにね、みんな常勤で仕事をしているわけです。で、その常勤で仕事をしている身分保障とね、なんで非常勤の議員とが同じ年金制度にしなければならないのか。 だからもう、僕は思いますよ。もうそういうね、今の議員の身分でやれない、嫌だという人は別に、頼まれてみんな立候補するわけじゃないんですよ。自分から手を挙げるんだから。だからやめといたらいいし、もっと言うんならば議員は兼業ができるわけですから。お金が足りないというのなら、もう今、有効求人倍率、大阪でいくと1.57、全国でも1倍超えているわけだと。みんな働けばいいじゃないですか。もう大反対。絶対これはね、われわれ、これは国政での話になります、法律の改正なんで。これはもう日本維新の会としてね、大反対キャンペーンで必ずやらせないようにするし、もし通っても僕はもう予算付けませんよ、大阪府も。 だいたい1年間で税金負担、〓200億要ります 00:14:40〓から、全国であれば。自民党の、政治家になる人がいないとかね、そういうことを言って、過疎地に議員がいないとか、それはまず、それだけ人口が少ない市町村では、これはもうそもそも基礎自治体としての施策を実現できるね、そもそものキャパが不足しているわけですから、周辺と合併するなりしてね、基礎自治体として、仕事ができる規模をやっぱり政治家が確保して、決めていくべきだと思います。とにかくね、自民党はちょっと目離すと自分たちの身分をなんとか良くしようというような形の法案を出してきますので、これはもうきちっとチェックしてね、もうわれわれは政治改革なくしてね、役所改革なんてできないわけですから、これはもう大反対していきたいと思っています。民進党が乗るかもしれませんから、皆さんよく注意しておいてもらいたいと思います。 記者1:これに関しては対案というものはあり得るでしょうか。 松井:ないよ、なしやから。今はもうなくなっているわけです、議員年金。だからないものに対して対案なんていうものはありません。この自民党案を阻止するということです。