松井知事が定例会見7月12日(全文1)地方議員の厚生年金加入、やらせない
籠池氏の保育園補助金の詐欺疑惑の刑事告訴などの検討状況について
産経新聞:ありがとうございます。会見項目とはちょっと離れるんですけども、先日、府議会のほうで参考人招致もありました、森友学園、籠池前理事長ですけども、籠池氏が理事長を務めている別の学校法人が運営していた幼稚園の補助金でも詐取疑惑があるということで調査されていると思うんですが、その後の刑事告訴など含めた検討状況っていうのをお聞かせいただけますか。 松井:これは開成幼稚園のほうです。これも経常費補助金と特別支援教育補助金について、今年の3月の31日と4月の13日に調査を行いましたが、今の森友学園側と同じように一部の教員に保育所との重複が疑われる、不明な点がありました。両方から、常勤条件なのに両方に名前が載っているというやつですね。これは籠池さん側に今、説明を求めてますが、ついこの間の府議会でのご発言と同じように、検察に書類を押収されているから分からんと。書類が返ってくるまで待ってほしいという話です。まあ分かっていると思うけどね、これは。だって自分で全部、職員の名簿も作っているわけだから。でも今、一応そういうことで、分からないということで、待ってくれという話です。これも引き続き説明求めていきますけれども、今月中にそういう対応がなければ追加調査を実施し、不明と判断した補助金については交付決定を取り消し、返還を求める手続きを進めていくというふうに教育庁で今、そういう判断をしているということです。 産経新聞:資料がないということをおっしゃっているわけですけれども、以前のものと同じように、最終的には司法の場に委ねるというお考えもある。 松井:そうですね。もう、調査では限界が来てますので、やっぱり捜査にしてもらわないとということになりますね。今も、こっちが森友問題に、森友幼稚園についてはもう、われわれ告訴しているわけですから、対応としてはそれは同じような対応になるでしょう、うん。 産経新聞:分かりました。幹事社からは以上です。ありがとうございます。