「運動会は自転車があれば走りますけど(笑)」51歳で父になったなだぎ武「参加するかは子どもの顔色を伺いながら」
そう考えたらやっぱり若いお父さんがいいんだろうなとは思います。子どもも「誰々ちゃんのお父さん若いね」って言われる方がうれしいじゃないですか。「え?誰々ちゃんのお父さん、おじいちゃんみたい」とか言われるよりも。まぁ、それはしょうがないですけど。 運動会もそうだし、授業参観もひとりだけ目立ちそうだから、子どもの顔色伺いながら参加するかは決めると思います。 ── 芸人仲間同士で、子育ての話はされますか?
なだぎさん:特にしないですけど、周りでも年齢が上がってから父親になってる人が多いですよね。めちゃくちゃお金もかかるし、みんなどうしてるんだろうって思いますけど。 ── 家事と子育てなど分担はありますか? なだぎさん:奥さんにお願いしちゃってる部分は正直、多いです。お風呂もほとんどママに任せちゃってるし、食事もママが作って、たとえば「ゆっくりスプーンをひいて食べさせて」って言われたら、その通りにやる感じですね。
■ショッピングモールで子どもが走り出したら ── お休みの日はどう過ごされていますか? なだぎさん:ショッピングモールに連れていくことがありますけど、娘は好奇心旺盛でその辺を走り回りたくてしょうがないんですよね。バーって飛び出すこともしょっちゅうで、その都度ママが僕もびっくりするくらい大きな声で「そっち行っちゃダメ!」って言うんですけど。でも僕が子どもを見ているときに子どもが走り出したら、同じように言えないんですよね、なんとなく。抑え込むより、子どもが走りたいときは走らせてあげて、一緒について行くようにしてますかね。どうしても危ないときは抱っこしますが、最近は抱っこしようとしたら自分で動きたいみたいで、必死で離れようとしますけど。
── 娘さんと似ていると思う部分はありますか。 なだぎさん:何か発見してもなかったことにする感じとか。たとえば、大きくてちょっと迫力がある犬が隣に来たときがあったんですよ。娘は一瞬横目で犬を確認するんですよ。「何これ?なんか知らん、大きな生き物がきた」って。でも、サッと流して見るだけで、なぜか見なかったことにしてるんです(笑)。大きな犬だし、怖いなら泣くとか、驚くとか、何かしらリアクションをすればこっちも大丈夫だよって言えるんですけど、そうした表情はいっさい出さずに、私はほかのことに没頭してますよっていう見せ方をするんですけど。そこは僕と似てるかな。