島田高志郎が2位フィニッシュ 自身初のGPシリーズ表彰台 友野一希は5位【フィギュアフランス杯】
◇2日 フィギュアスケート グランプリ(GP)シリーズ第3戦・フランス杯(アンジェ) 男子は2022年全日本選手権2位で、今季第1戦・スケートアメリカは6位だった島田高志郎(23)=木下グループ=が合計233・84点で2位となった。シニア転向後、GPシリーズで初めての表彰台。ショートプログラム(SP)5位で臨んだフリーは3位でシーズンベストの153・42点をマークした。 8番滑走で登場した島田は冒頭の3回転ルッツを決めてGOE(出来栄え点)で1・60点の加点を得ると、続く2本目の4回転トーループを成功させて1・63点の加点を獲得した。その後は2本のコンビネーションジャンプを含む4本のジャンプでGOEがマイナスとなったものの、3本全てのスピンを最高のレベル4とし、PCS(演技構成点)も78・15点をマーク。フリー、合計ともにスケートアメリカの得点を大幅に上回った。 優勝は昨季世界選手権3位のアダム・シャオイムファ(フランス)で、フリーは1位の171・68点をマーク。合計246・58点でSP8位からの大逆転を果たした。他の日本勢は、昨季全日本選手権6位でSP3位の友野一希(26)=第一住建グループ=が合計231・48点の5位だった。(写真はAP)
中日スポーツ