競歩柳井、中傷被害を訴え 個人種目の辞退発表後
【パリ共同】パリ五輪で陸上競歩の混合団体に出場する柳井綾音(立命大)が29日、自身の交流サイト(SNS)で誹謗中傷の被害を訴えた。日本陸連が同日、混合団体に専念するために女子20キロ競歩出場を辞退すると発表。「たくさんの方からの厳しい言葉に傷ついた。試合前は余計神経質になり、繊細な心になる。批判は選手を傷つける。このようなことが少しでも減ってほしい」などと投稿した。 【写真】五輪開会式パロディー場面が物議
2種目で戦う難しさも考慮され、岡田久美子(富士通)とともにより上位進出を見込める混合団体だけに出場することが決まった。女子20キロ競歩は他に出場資格を得た選手がいないため、入れ替えや追加は行われない。