【バレー】PFUブルーキャッツ石川かほく・細沼綾主将「ブロックは常に上位をキープ、ブロードも頑張る」、バルデス・メリーサ「たくさん点数を取るためにハードワークする」、藤倉由貴「入団するならここしかない。最後の挑戦でした」 SV女子
■GAME1 監督コメント
●馬場大拓監督 本日の試合ですが、プレーの精度が勝敗を分けたように感じました。 第1セットの入りも課題ですし、第2セットはオフェンスが機能し始めて良い流れだったところ、最後に連続失点をしてしまいました。 そこに至るまでの1点の重みといいますか、積み重ね方で我々よりNEC川崎さんの方が勝っていました。 NEC川崎さんは粘り強いディフェンスからのオフェンス、その精度が、最後まで高いクオリティで行われていたと感じています。 我々は良い展開も作れていたのですが、第2セットの勝負どころもそうですし、(奪取した)第3セットも相手に詰められていました。第4セットの連続失点もあります。プレーの質とクオリティを保つことができなかったがゆえに今日の敗戦に繋がったと思っています。 NEC川崎さんは強いチームだなと改めて感じました。ディフェンスも粘り強い。しかし、我々も戦えるポイントが多く見られました。 選手は一生懸命やってくれています。明日はそこをしっかりと出し続けて、クオリティーの高いプレーを続ければ勝機が見えると思っています。 ――川﨑鈴奈選手をスタートのオポジットで起用。メリーサ選手、ウィリアムズ・カシャウナ選手との使い分けは? また、セッターをジャイサエン・ナッタニチャ選手から藤倉由貴選手に変えた理由は? 馬場:まずオポジットについてです。 バルデス選手がチームの中心でずっとやってくれていましたが、リーグの前に少し怪我をしました。 開幕週はまだリハビリの段階でした。これから上がってくるという状況です。 ウィリアムズ選手もダイナミックで良い選手です。 そんな中、今日、川﨑を起用したのは、まず川﨑の状態がすごく良かったことです。今日もブロックの上からアタックを打つことができていました。 それからディフェンス面ですね。 NEC川崎さんの高いオフェンス力、島村春世選手、山田二千華選手のワンレッグ攻撃。和田由紀子選手、ロレイナ・メアリーズ選手、ライトにも攻撃力がある選手が揃っています。 そこに対してのディフェンスを考えたときに川﨑は計算できる選手です。今日の試合を見ていただいてわかるように、オフェンス面でも遜色なくやってくれました。
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