「味の素®」の「上手な使い方」を公式に聞いてみた。意外と知らない驚きの活用法・レシピ
「味の素®」の「上手な使い方」を公式に聞いてみた。意外と知らない驚きの活用法
料理の「うま味」をアップさせる調味料・「味の素®」。便利なのでいろんな料理になんとなく使っていますが、実際のところ「味の素®」の使い方ってよくわかっていない方も多いのではないのでしょうか。
そもそもうま味って何なのか、どれくらいの量を使ったらいいのか、上手な使い方とは……。そこで今回は、「味の素®」への気になる疑問について味の素株式会社 「味の素®」ブランド担当の鈴村さんに話を聞きました。
「味の素®」の「うま味」とは基本味(きほんみ)のうちの1つ
――そもそも、うま味ってどういったものを指すのでしょうか。 うま味とは、5つある基本味(きほんみ)のうちの1つです。基本味とは何かというと、ほかのどの味を組み合わせても作れない独立した味のことで、うま味のほかに甘味、酸味、塩味、苦味があります。 代表的な例として、トマトやチーズ、昆布、干し椎茸、お肉やお魚などの食材にうま味成分がたくさん含まれています。
「味の素®」は味の好みや他の調味料とのバランスを考えて入れるのが正解
――「味の素®」を使うとき、どれくらい入れるのが正解かわかりません。使用量の目安ってあるんでしょうか。 推奨目安量はサイトでご提案しているものの、当社では明確な「味の素®」使用量を定めてはいません。それぞれの食材や調理工程に適した量を使っていただくという意味で、「味の素®」を使うときの目安をたびたび「適量」と表現しています。 いつもの料理にちょっとプラスするだけで、うま味がきいておいしくなるので、少ない量から試していただき、お好みの量を見つけていただければと思います。 そして、塩や砂糖などと同様に、「味の素®」も味のバランスを見ながら基本の調味料の一つとして活用していただければうれしいですね。
「味の素®」と「うま味だし・ハイミー®」の違いってなに?
――味の素株式会社のうま味調味料は「味の素®」のほか「うま味だし・ハイミー®」もありますが、違いを教えて下さい。
「うま味だし・ハイミー®」は「味の素®」とは成分が少し違い、「味の素®」と比べてうま味の強さが約2.5倍強くなっています。そのため中華料理など、油を多く使うこってりした料理のうま味を加えたいときに使うのがおすすめです。 「うま味だし・ハイミー®」はうま味とコクが強く、炒り煮や煮しめなどしっかりした味付けの料理でも、負けないうま味をプラスできますよ。