チケット完売の本拠地で熱戦… 広島ドラゴンフライズ 朝山ヘッドコーチ 初勝利狙うも… “鬼門の第4クォーター” に
しかし、6点差でスタートした第4クォーター開始早々、連続して相手にボールを奪われるターンオーバー(ミス)を次々と犯し、一気に7点のラン(連続得点)を許し、万事休す。70点にも届かず、17点差をつけられる完敗でした。(広島 64-81 佐賀) 広島ドラゴンフライズ 朝山正悟 ヘッドコーチ 「こういった結果になってしまったことっていうのは本当にくやしいところ。1本のターンオーバーだったりとか、ああいったところからの走られた展開のところからどうしても重くなってしまった」 ■10月13日(日)広島ドラゴンフライズ vs. 佐賀バルーナーズ B1リーグ 第2節 ゲーム2(広島サンプラザ) エバンスに加え、前日のゲームで負傷した三谷も出場を見合わせました。その危機をバネに序盤から ニック・メイヨ が3ポイントを決めると、すかさず 山崎稜 がドライブから技ありのショットを決め、リードする展開。 一進一退の攻防の中、プレータイムが増えた ロバーツ・ケイン が3ポイントを決めて同点に追いつきます。さらにインサイドに切れ込んで、ジャンプショットを決めて再び同点にします。 広島ドラゴンフライズ ロバーツ・ケイン 選手 「今シーズンに入ってコーチ陣から信頼され、自分も自信を持てるようになり、ベストを尽くしてワンランク上の選手になれるよう試合に臨んでいます」 第2クォーター、調子を上げてきた山崎が3ポイントを決めて逆転。4000人超えの観客を盛り上げます。 第2クォーター終了まぎわ、スターティングファイブで出続ける ケリー・ブラックシアー・ジュニア が確実にシュートを決めて同点に追いつきます。 しかし、残り4秒で元日本代表・金丸晃輔 をカバーし切れず、ブザービーターで3ポイントを決められます。 それでも第3クォーターに入ってもチームは粘り強く戦い、ブラックシアーのゴールで後半で今シーズン初めてリードを奪います。 しかし、5点を追う残り6秒、またもや金丸にスリーポイントを浴び、8点差。今シーズンは、“逆転のドラフラ” から逆に “鬼門となった第4クォーター” 。またしてもここからボールを奪われるターンオーバーを犯し、佐賀の金丸や外国籍選手を止められず、リードを広げられます。
広島ドラゴンフライズ 山崎稜 選手 「確かに去年は後半強いっていうのはありましたね。自分たちが後半弱いなら、その部分をどうしていくかっていうことを詰めていかなきゃいかないなと思います」 9点差をつけられ、敗戦。(広島 81-90 佐賀)4連敗と、連覇への道は厳しい船出となりました。 朝山正悟 ヘッドコーチ 「非常に苦しい状況の中でですね、選手たちが本当に戦ってくれた。そこに尽きるのかなと思います」
中国放送