ジェイキャス、ATR72を25年10月受領へ リース正式契約
地域航空会社の設立を目指す「ジェイキャスエアウェイズ」(JCAS、東京・千代田区)は11月25日、導入予定の仏ATR72-600型機について、シンガポールを拠点とする航空機リース会社Avation PLCとリース契約を月内に締結したと発表した。リース期間12年間で、同社によると2025年10月の受領が確定したという。 JCASとAvationの2社は、リース契約に関する意向表明書(LOI)を7月に締結。Avationは11月8日に今回の正式契約をX(旧Twitter)へ投稿しており、機体の受領スケジュールが確定した。 JCASは関西空港を拠点に2026年春の就航を目指しており、富山と米子の2路線の開設を予定する。就航初年度は1機2路線で始め、その後5年間で7機16路線への拡大を目指すという。
Yusuke KOHASE