【新潟県 2024年版】 夏の絶景・風物詩10選 まるでジブリ 「北沢浮遊選鉱場跡」のライトアップ
◆荒川剣龍峡
荒川剣龍峡は、五頭連峰県立自然公園の北端に位置する渓谷で、広葉樹や針葉樹、奇岩や怪石に彩られた1平方キロメートルほどの景勝地。 巨大な石畳の岩間を流れる清流や、生い茂る木々が美しく、夏には多くのハイカーたちがこの渓谷美を楽しむために訪れる。 水量が少ない日は渓谷に降りることもでき、丸みを帯びた曲線を作り出す「砂岩」を間近に見ることができる。そのフォルムは、ゴツゴツした岩に比べて女性的な滑らかさがあり、日本的な美しさを感じさせてくれる。 荒川剣龍峡(あらかわけんりゅうきょう) 所在地 新潟県新発田市荒川
◆赤倉観光ホテル アクアテラス
日本百名山に数えられ、越後富士とも呼ばれる秀麗な山容の妙高山。 その中腹の標高約1,000メートル地点に建つ赤倉観光ホテルのアクアテラスからは、遮るものひとつない爽快な眺望が広がる。 長野方面の八ヶ岳から福島方面の越後三山まで、信越の代表的な山々を望む雄大な景色を眺められるのは感動的。昼間の遮るもののない絶景も美しいが、ライトアップされた夜の景色も魅惑的。 また気象条件によっては、山々を雲海が覆う絶景を観ることも。何度も通いたくなる絶景だ。 赤倉観光ホテル アクアテラス(あかくらかんこうホテル アクアテラス) 所在地 新潟県妙高市田切216
◆佐渡薪能
能の大成者・世阿弥と縁の深い「佐渡島」は、能の島として知られている。佐渡の能は野外観覧で、舞台のほとんどが神社に併設されており、夜にかがり火を焚きながら上演する「薪能」だ。 野外で夜風を感じ、葉のこすれる音を耳にしながらの観覧は情緒的で、闇夜に浮かび上がる舞台は雰囲気抜群。観覧客を幽玄の世界に引き込んでゆく。 上演は4月から10月まで行われ、人気公演となっている「椎崎諏訪神社」の「天領佐渡両津薪能」には、島内外から多くの観客が駆けつける。期間中は会場と周辺宿泊施設等を結ぶライナーバスの運行があるので、訪れた際は利用してみて。 開催期間:4月から10月まで(6月は毎週開催) 佐渡薪能(さどたきぎのう) 所在地 新潟県佐渡市各所