国道8号ひき逃げ死亡事件、遺体は30代女性 計4台にはねられる、1台目運転手を書類送検方針 福井県警
福井県越前市横市町の国道8号で8月29日未明に起きたひき逃げとみられる死亡事故で、越前署は9月3日、亡くなったのは同市の会社員女性(30)と判明したと発表した。全身を強く打ち、現場で死亡が確認されていた。死亡した女性は計4台にはねられたことも分かった。 同署によると、女性は8月29日午前1時35分ごろ、交差点の横断歩道で、北進していた同市、会社員男性(45)の大型トラックにはねられた。横断歩道の信号は赤だった。男性は現場を離れ、約1時間後に戻った。同署は道交法違反(ひき逃げ)と自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いで男性を書類送検する方針。 女性は、大型トラックにはねられた後、福井市のアルバイト従業員男性(56)の軽乗用車、越前市の会社員男性(56)の乗用車、大阪府守口市の会社員男性(62)の大型トラックにひかれた。これら3台が絡んだ状況や経緯も調べている。