エンバペ、フランス代表指揮官デシャンと不仲か…10月に続いて再び選外。代表入り望まずと報道
フランス代表のFWキリアン・エンバペが、フランス代表指揮官のディディエ・デシャン監督と不仲になっているようだ。 11月のネーションズリーグに向けたメンバーが発表されたフランス代表。サプライズとなったのは、10月のネーションズリーグ2試合で怪我から復帰したばかりのため予防的な措置とされ選外となっていたエンバペが再び招集されず。 デシャン監督は、これまでフランス代表で86試合に出場して48ゴールを記録してきたエースのメンバー外について「エンバペとは話し合いを行い、この一連の試合に関してのみ私が下した決定だ。エンバペは代表入りしたかったんだ。我々は全てが一致するわけではない。選手たちとの議論は大切だ」などと述べていた。 しかし、フランス人の著名ジャーナリスト、ロマン・モリナ記者の報道によると、エンバペは現在フランス代表でプレーすることを望んでいないという。「フランス代表のキャプテンは、フランス代表監督と不仲になったようだ」と指摘した。 そして、先日の記者会見でデシャン監督は「エンバペは代表入りしたかったんだ」と述べていたものの、本人は「代表チームメイトとの合流を拒否したと理解している」と同記者は伝えている。現状では、レアル・マドリードのFWがデシャン監督の下でプレーすることはないとのことだ。 ここまでネーションズリーグ・リーグAのグループ2に入っているフランス代表は、4試合を終えて3勝1敗の2位に位置。11月14日にはホームでイスラエル代表と、17日には敵地で首位・イタリア代表と対戦することになる。