安いし手軽【セルフカラー】コロナ禍から爆発人気も…美容師さんが《到底オススメできない》とするまっとうな理由
コロナ禍で増えた「セルフカラー」「ホームカラー」
コロナ禍の外出制限で増えたホームカラー、セルフカラーですが、現在も、その手軽さから「美容院に行く時間がない!」「安く毛染めしたい!」という人から支持されています。最近では薬剤の種類も増え、泡カラーなどシャンプー感覚でセルフカラーできる商品も販売されています。しかし、「セルフカラーは美容院で怒られる!」という話を耳にしたことありませんか? 美容院でセルフカラーが怒られるのはなぜなのでしょうか。美容師がセルフカラーを嫌がる理由についても調べたので、紹介します。 【画像】美容師さんがおすすめ!これが、春~夏に流行る《髪型》《カラー》です!(8枚)
セルフカラーは美容師に怒られる?理由は?
まず、セルフカラーをしたからと言って、美容師に怒られるわけではありません。ただし、セルフカラーによって起こる髪のダメージや失敗が気になるため、あまりおすすめしないのが美容師の本音と言えます。 他にも、以下の理由により美容師はセルフカラーをおすすめしていません。 ・施術歴がわからなくなる ・カラーやパーマにも影響がでる ・セルフカラー後はうまく染まらないことがある 美容院では「以前はこのカラー剤を使用し、このような仕上がりになった」といった施術歴を残しています。そして、その施術歴を元に薬剤の調整をします。しかしセルフカラーをすることで、発色が変わったり、希望通りの色味が出なかったりする恐れがあるのです。 「赤系から青系へ変えたい」「セルフカラーで黒染めした」という場合は、特に注意してください。 これは、美容院のカラー剤と市販品のカラー剤では、成分が異なることが理由です。
セルフカラーでトラブルが発生する可能性
美容院の場合は使用歴からカラーチェンジの薬剤を選定しますが、セルフカラーはどんな薬剤を使用したかわからないため、選定が難しくなるのです。 発色状態によっては塗り直しになることもあり、思っていたよりも施術時間がかかる可能性もあります。 また、セルフカラーは色ムラを起こしがちです。色ムラがある状態からのカラーとなるため、イメージと異なる仕上がりになるリスクもあります。 このように、セルフカラーによって美容院での仕上がり状態が変わることもあるので、事前にセルフカラーしたことを伝えるようにしましょう。