[サウンドユニット・選択のキモ]スピーカー編…スペック表にてチェックすべきポイントを解説!
◆取付奥行き寸法が長い場合には、インナーバッフルを厚く作ればOK?
なお市販のインナーバッフルを使う場合にその厚みを足しても取付奥行き寸法の方が長かったら、インナーバッフルをワンオフして厚く作ればクリアランスを稼げる。
とはいえ厚くし過ぎると今度は、スピーカーの取り付け面のフレームが内張りパネルに当たってしまう。それでもそのスピーカーを取り付けたいと思う場合には、内張りパネルをカットする加工が必要となる。
また「取付穴口径」もチェックすべきだ。ドア内部の鉄板のスピーカーの取り付け穴の大きさは、17cmクラスのスピーカーが取り付けられる場合でも、車種ごとで多少は異なる。そしてスピーカーの方も同じく17cmクラスのモデルであっても製品ごとで微妙に変わる。なのでものによっては、鉄板をカットする必要性が生じてしまう。
今回は以上だ。次回は、スピーカーを取り付ける場合のその他の費用について説明していく。お楽しみに。
レスポンス 太田祥三