一生に一度は訪れたい、息をのむほど美しい世界のホテル BEST8
ヴィラ・マブルーカ/タンジェ、モロッコ
英国人デザイナー、ジャスパー・コンランのエレガントで抑制された手腕は、イヴ・サンローランが1940年代に愛した隠れ家的な別荘を、時代物の調度品、ローマ時代の胸像、ベジャマとゼリージュのタイルで飾られた海辺のホテルとして生まれ変わらせた。
ナビバ(フォーシーズンズ リゾーツ)/プンタ・ミタ、メキシコ
約20万平米の森林に点在する15のサファリスタイルのテントでは、バイオフィリックデザインとメキシコの工芸が融合している。地域の職人の手によるオーダーメイドの生地や家具が自然と調和し、自然の中で心地よく過ごせるような空間を作り出している。
ボーイズ・ホール/ケント、イギリス
ロンドンに住むクリスティーとブラッド・ロマス夫妻は、田舎にある1600年代のジャコビアン様式の邸宅に恋に落ちた。彼らは、歴史的な修復に関するガイダンスを得るために地元の専門家に相談し、その後、部屋を新鮮な田園風景の雰囲気に彩った。その結果、都会の人々を魅了する、リラックスできる保養地が誕生した。
ヴェルメーリョ/メリデス、ポルトガル
ポルトガルの田舎と長年の関係を築いてきたクリスチャン・ルブタンは、初のホテルをオープンすることで、その関係を永遠のものにした。 建築家のマダレーナ・カイアードによって設計されたホテルの内部は、デザイナーの友人であるキャロライナ・アーヴィングとパトリシア・メディーナによって、華麗でハイクオリティな仕上がりになっている。
original text : TRACEY MINKIN ※この記事は、海外のサイト『Veranda』で掲載されたものの翻訳版です。