【写真：Getty Images】

　ロサンゼルス・ドジャースは29日（日本時間30日）、敵地でのMLBワールドシリーズ第4戦でニューヨーク・ヤンキースと対戦。大谷翔平選手は「1番・指名打者（DH）」でスタメン出場した。ドジャースは4-11で敗れ、4連勝でのワールドチャンピオンとはならなかった。 【写真】日本人メジャーリーガー、歴代最高年俸ランキング 　この試合もリードオフマンとして出場した大谷。5回無死一塁の第3打席で、左腕のティム・ヒル投手の初球をとらえて中安を記録。第1戦以来となる安打でチャンスを広げ、チームの得点に繋げた。 　最初の2打席は、ヤンキース先発・ルイス・ギル投手に対して遊飛、中飛。2点ビハインドで迎えた7回1死一塁の第4打席では、一塁走者の盗塁成功で得点圏のチャンスとなったが、空三振に倒れた。 　ドジャースは初回、3番フレディ・フリーマン内野手の2ランホームランで幸先良く2点を先制。フリーマンは、アトランタ・ブレーブス時代の2021年から数え、史上初となるワールドシリーズ6試合連続ホームランを達成した。 　しかし、3回から登板したダニエル・ハドソン投手の制球が安定せず、2死満塁のピンチ。ヤンキースの7番アンソニー・ボルピー内野手に痛恨の満塁ホームランを浴び、逆転を許した。 　ドジャース打線は、5回に8番ウィル・スミス捕手のホームランなどで1点差に詰め寄ったが、6回にはロングリリーフとなったランドン・ナック投手がソロホームランを献上し、再びリードを広げられる。 　8回にはグレイバー・トーレス内野手の3ランホームランなどで、7点差をつけられて敗戦。ワールドシリーズ制覇は、明日以降に持ち越しとなった。