立浪監督の”後任”は…?中日の監督候補に挙がる大物(6)ドラゴンズでの“内部昇格”に…?
2024年シーズンもBクラスに低迷している中日ドラゴンズ。そんな中、指揮官の立浪和義監督が今季限りでの退任を表明した。「ミスタードラゴンズ」でも建て直せなかったチームを、次は誰が率いるのか。後任候補の人選に、早くも注目が集まっている。そこで今回は、中日の次期監督候補をピックアップする。
和田一浩
投打:右投右打 身長/体重:182cm/90kg 生年月日:1972年6月19日 経歴:県立岐阜商 - 東北福祉大 - 神戸製鋼 ドラフト:1996年ドラフト4位 一軍打撃コーチとして、中日ドラゴンズを支えている和田一浩。来季はどういった立場となるのか注目されている1人だ。 和田は県立岐阜商から東北福祉大を経て、社会人野球の神戸製鋼でプレー。ドラフト会議で西武ライオンズから4位指名を受けてプロ入りを果たすと、プロ4年目の2000年から頭角を現していった。 捕手から外野手にコンバートされた2002年は規定打席に到達し、115試合の出場で打率.319をマーク。その後も中心選手として活躍し、2007年オフに中日へFA移籍した。 すると、2010年は全144試合の出場で打率.339、37本塁打、93打点、出塁率.437をマークし、最優秀選手(MVP)と最高出塁率、ベストナインを受賞。2015年には通算2000本安打を達成し、同年限りで現役を引退した。 2023年からは中日の一軍打撃コーチに就任。ただ、貧打解消に向けた役割が期待されたものの、得点力不足が解消されたとは言い難い状況だ。 来季も中日に携わるのか否か、難しい判断が求められるかもしれない。
ベースボールチャンネル編集部