巨人・西舘勇陽、1200万円増の年俸2800万円でサイン 来季は「開幕ローテーションを勝ち取れるように」
巨人・西舘勇陽投手(22)が25日、東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1200万円増の年俸2800万円でサインした(金額は推定)。 中大からドラフト1位で入団して1年目の今季は28試合に登板して1勝3敗、防御率3.82。シーズン前半は勝ちパターンの一角として救援で活躍。夏に先発転向し、8月23日の中日戦(東京ドーム)でプロ初先発するも5回4失点で黒星を喫した。ルーキーイヤーを「1年間長かった。いろんなポジションを経験できたことを来年につなげていきたい。シーズン通してずっと結果を出し続けることの大変さが分かった」と振り返った。 今オフはプエルトリコのウインターリーグに参加して武者修行。体調不良もあり万全の状態ではなかったが、異国の地で鍛錬を積んで24日に帰国した。先発での活躍が期待される来季へ向け「他の投手に比べて経験や実績もないですけど、開幕ローテーションを勝ち取れるように」と意気込んだ。