「ポジティブな一歩を踏み出せた」エムバペ、新天地デビュー戦をゴールで飾る! 現地メディアは「“BMV”がマドリーに最初のタイトルをもたらした」
伊メディアは「マドリーは“人間のチーム”ではない」
一方の『AS』紙は、エムバペのデビュー戦でのパフォーマンスを「白いユニホームでの冒険において、彼は悪くないスタートを切った。前半はマドリー自体がアイデア不足に陥った中で、エムバペもやや迷子になっていたが、後半に入るとすぐに左サイドに移動し、そこでドリブルやその驚異的な加速力を見せるスペースを見つけた。ヴィニシウスとの連係は上手くいったが、まだ成長の余地がある」と評した。 また同メディアは、このフランス代表以上の存在を示したベリンガム、ヴィニシウスについて、それぞれ「後半は中盤でドリブルを繰り返し、マドリーが攻撃のたびに相手を痛めつけるようなオープンな展開に変えた。MVP受賞も十分に納得できる」「試合を打開する素晴らしいプレーを披露。ヴィニは再び飛躍を遂げ、早くも輝きを放っている」と、賛辞を贈っている。 イタリア側のメディアでは、スポーツ紙『Gazzetta dello Sport』が、「1時間にわたって互角に渡り合った」アタランタの健闘を褒め称えながらも、「残念ながら、選手のクオリティーの違いが勝敗の決定的な要素となった」「マドリーは“人間のチーム”ではない。全く別物だ。銀河系軍団の時代と同様、より多くを求めるフロレンティーノ・ペレス会長の下で、再び並外れた選手たちが一堂に会した」と、対戦相手を表現した。 そしてエムバペの母国、フランスのラジオ局『RMC』は、当然ながら自国のエースに最大の関心を寄せ、「前半のパフォーマンスは控えめなものだったが、すでにマドリーのサポーターはこの新加入選手を受け入れており、熱狂的な声援を止めることはなかった」「完璧ではなかったものの、マドリーとの素晴らしい恋愛ストーリーが始まるには十分なデビュー戦だった」とポジティブに報じている。 構成●THE DIGEST編集部
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