埼玉ワイルドナイツの松田力也選手(左、写真:アフロ)と横浜キヤノンイーグルスの田村優選手(右、写真:アフロ)

5月18日(土)にジャパンラグビーリーグワンプレーオフ準決勝、リーグ1位・埼玉パナソニックワイルドナイツ(以下、埼玉)とリーグ4位・横浜キヤノンイーグルス(以下、横浜)の一戦が秩父宮ラグビー場で行われます。 【画像】プレーオフに向けて会見で意気込みを語る出場チームの選手たち 王座奪還を掲げる埼玉は、今季16勝無敗でプレーオフへ進出。失点数リーグ最少を誇る堅守に加え、トライ数・得点数もリーグ最多を記録するなど、攻守ともに圧巻の成績を残しています。対する横浜は、トリックプレーなど多彩な攻撃を武器に2季連続のプレーオフ進出。チーム最高順位の3位に輝いた昨季を超える、創部史上初の決勝進出を目指します。 カギになるのは、司令塔のスタンドオフ。 埼玉は19年、23年ワールドカップ日本代表の松田力也選手。今季得点ランク2位の192得点を記録するなど、攻守ともに高いパフォーマンスを見せています。23年ワールドカップではキック成功率95％（19/20）を記録した得点力にも大きな期待がかかります。 一方、横浜は15年、19年ワールドカップ日本代表の田村優選手。19年ワールドカップでは全試合に先発し、正確なキックを武器に日本代表の8強進出に貢献。今季はここまで14試合に出場し、チームをけん引。昨季準決勝で敗れた埼玉にリベンジなるか注目となります。 "負けたら終わり"の一発勝負。埼玉が2年ぶりの決勝進出か、横浜が史上初の決勝進出を果たすか。埼玉と横浜の一戦は、5月18日(土)秩父宮ラグビー場で午後2時05分キックオフです。