10月の県内企業倒産29件 前年同月比12件増 融資返済などで新型コロナ関連10件と色濃く=東京商工リサーチ静岡支店
静岡放送
2024年10月の静岡県内企業の倒産件数は29件で、2023年の同じ月と比べ増加しました。新型コロナの影響が色濃く残っているということです。 東京商工リサーチによりますと、県内で10月、総額で1000万円以上の負債を抱え倒産した企業は29件で、2023年10月と比べ12件増加しました。 コロナ禍での事業者向けの融資の返済に追われ、倒産に至るといった新型コロナ関連のケースが10件と目立ちました。 2020年4月に新型コロナ関連の倒産が発生して以降、2023年3月と並び、1か月あたりで最も多くなりました。 これから年末商戦に向かう中、多くの原材料が高騰する一方で賃上げの機運も高まっていて、資金力に乏しい企業の倒産が相次ぐと予想されています。
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