根本厚労相が会見 勤労統計問題で関係者を処分(全文)統計法違反は極めて遺憾
国会で国民への説明責任を果たす考えはあるのか
テレビ東京:すいません、テレビ東京の者です。先ほどの、1年前の復元のところが一番気になるところなんですが、今後、国会の閉会中審査とかもあります。この中、この報告書だけでは、なかなか野党からの理解を受けられない可能性もあるかと思いますが、その場合、追加の資料を提出、もしくは樋口委員長の国会への出席、そういったことで、さらに詳細について国会と国民に説明責任を果たしていくというお考えはあるでしょうか。 根本:いずれにしても、国会できちんと丁寧に説明していきたいと思います。そして樋口委員長の国会のお話がありましたけど、これは国会がお決めになることだと思います。 テレビ東京:委員会の判断に従うということでよろしいでしょうか。 根本:国会において、そこは判断していただくものだと思います。
刑事告発は想定していないのか
毎日新聞:毎日新聞【ナカハラ 00:22:42】と申します。先ほど、統計法60条に当たるということは報告書には認定されていないということでご説明がありましたけども、それを踏まえますと今回、統計法違反ということで刑事告発ということは想定されていないのでしょうか。 根本:罰則のある統計法60条2号違反、これが成立するためには、基幹統計をして真実に反するものたらしめる行為があって、かつそれが意図的であることが必要であると聞いています。報告書ではそこまで認められないとされておりますので、この事実からどう判断をするかということだと思います。 毎日新聞:ではやっぱり、刑事告発は現時点で想定されていないということなんでしょうか。 根本:少なくともそういう事実であるということが報告をされておりますので、それを踏まえての判断だと思います。この事案をもって刑事告発をするということには、その意味では私はならないのではないかなと思います。 毎日新聞:以上で終わります。 産経新聞:ありがとうございました。 (完)【書き起こし】根本厚労相が会見 勤労統計問題で関係者を処分