栃木LRT利用、4月は過去最多 42万人、就職や進学で増加
栃木県宇都宮市と芳賀町を結ぶ次世代型路面電車(LRT)の運行会社「宇都宮ライトレール」は13日、4月の利用者数が42万1613人となり、月ごとで過去最多だったと発表した。LRTは昨年8月26日に開業し、これまでは昨年9月の39万9411人が最多。就職や進学を機に利用者が増えた。 会社によると、開業日から9月25日までの31日間では「41万人台後半」を記録していた。 宇都宮市は3月以降、地域の交通系ICカード「totra(トトラ)」を小学生に無償配布し、高齢者にはLRTにも乗れるトトラのポイント1万円分を付与した。会社は、こうしたことも寄与したとみている。