ユーロ圏製造業PMI、10月改定46.0に改善 需要安定化の兆し
[ロンドン 4日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた10月のユーロ圏HCOB製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は46.0だった。好不況の分かれ目である50を28カ月連続で下回ったものの、需要の落ち込みが和らぎ、前月の45.0からは改善した。速報値の45.9から小幅上方修正された。 ハンブルク商業銀行(HCOB)のチーフエコノミスト、サイラス・デラルビア氏は「生産の落ち込みは前月より緩やかで、新規受注の落ち込みもそれほど激しくはなかった」と述べた。 需要の指標である新規受注指数は42.2から44.2に上昇し4カ月ぶりの高水準となった。