首位大宮、相模原を下し10戦負けなし…沼津は6試合ぶり白星で4位浮上/J3第30節
2024明治安田J3リーグ第30節が、28日から29日にかけて各地で開催された。 【ハイライト動画】首位大宮は鮮やか4発逆転勝利 前節終了時点で勝ち点「69」を積み上げ、首位を独走する大宮アルディージャは、ホームで6位のSC相模原と対戦。試合は立ち上がりの13分、ボックス右から徳永裕大が強烈なダイレクトボレーを叩き込み、相模原が先手を取る。このまま後半へ折り返したが、大宮は50分にゴール前のルーズボールをファビアン・ゴンザレスが押し込んで同点に追いつくと、62分にはオウンゴールで逆転に成功。勢いに乗った大宮は69分に和田拓也が狙い澄ましたミドルシュートでゴールネットを揺らすと、88分には小島幹敏が左足シュートを沈め、終わってみれば4-1と快勝。3連勝、10戦負けなしとした。 自動昇格圏内の2位につけるFC今治は、ウェズレイ・タンキがハットトリックと大車輪の活躍を披露し、12位のヴァンラーレ八戸を3-1で撃破。3試合ぶりに白星を飾った。その今治を勝ち点差「1」で追いかける3位のカターレ富山は、ホームでのカマタマーレ讃岐戦で1-2とビハインドのまま後半アディショナルタイムに突入したものの、終盤に末木裕也が劇的同点弾。2-2とドローに持ち込むことに成功したが、今治との勝ち点差は「3」に広がっている。 熾烈を極める昇格プレーオフ出場権争いでは、4位のギラヴァンツ北九州が、最下位に沈むいわてグルージャ盛岡に1-3と敗北。前節に連敗を「4」で止めた5位のアスルクラロ沼津は、19位のY.S.C.C.横浜をホームに迎え、2-0と快勝した。6試合ぶりの白星で、北九州を抜いて4位に浮上している。 6位の相模原が大宮に敗れたことで、AC長野パルセイロとの一戦をスコアレスドローで終えた福島ユナイテッドFCはプレーオフ出場圏内の6位に浮上。奈良クラブと1-1で引き分けた松本山雅FCも7位まで順位を上げ、相模原は得失点差により8位まで転落した。 3連勝中の13位ガイナーレ鳥取と、直近5試合を4勝1分と無敗で駆け抜けているテゲバジャーロ宮崎の対戦は、2-0と宮崎に軍配。好調なチーム同士の一戦を制し、徐々に上との勝ち点差を縮めている。 今節の試合結果、今節終了時点での順位表、次節の対戦カードは以下の通り。