角田裕毅、カナダGP予選Q3は「突風でロスしてしまった」不運な8番手…好条件なら初PPも射程圏内だった?|WEDNESDAY F1 TIME
ビザ・キャッシュアップRBの角田裕毅が、カナダGP予選を振り返っている。 角田は結果として8番グリッドとなったが、予選Q1、Q2では一時上位勢を凌駕するラップタイムをマークしていた。 【動画】「HONDAのエンジンで乗りたい」角田裕毅が2025年VCARB契約延長の理由を説明 予選Q1では1:12.748で2番手(Q1トップのマックス・フェルスタッペンから0.388秒差)で勝ち上がりを決め、続くQ2では1:12.303で4番手(Q2トップのジョージ・ラッセルから0.561秒差)だった。 今季9戦目で、7度のQ3進出を果たした角田は、Q3で思うようにタイムを伸ばせず、1:12.414で8番手(Q3トップはラッセル&フェルスタッペンが1:12.000で同タイム。そこから0.414秒落ち)というグリッド順だった。
角田は『DAZN』の『WEDNESDAY F1 Time #16』にリモート出演し、予選Q3でタイムを伸ばせなかった理由について説明している。 番組MCのサッシャ氏が“予選はいい流れでしたね”と聞くと、角田は「今回は印象に残る予選だった」と返答した。 「練習走行ではかなり苦戦していた。そこから予選ではQ1からアジャストできた」 FP1では12番手、FP2では8番手、FP3では15番手と、天候と路面状況が一貫しないフリープラクティスでは、あまり上位勢に迫るタイムを出せていなかった角田。それだけに、予選Q1では大きく前進した手応えがあったようだ。 だが、予選Q3では8番手と、Q1(2番手)とQ2(4番手)に比べ、大きく後退した形に。
角田本人は「良い走りができたけど、予選最後のQ3だけ後ろから突風がきてしまって」と、最後のQ3アタックラップが不本意な結果に終わったと悔やんだ。 「突風でかなり(ターン2で後ろから吹いた突風で)タイムをロスしてしまった」 「TOKYO DRIFTみたいな感じで。ドリフトはカッコいいんですけど……タイムは全然良くないという形で。かなりロスしてしまった」 「満足のいくラップはできなかったんですけど、本当にそういった突風っていうのはもう本当に運。本当にそこは運でしかない」