マレーシアのマハティール首相が会見(全文3完)日本はルックウエストを
マレーシアのマハティール首相は30日午後、東京・千代田区の日本外国特派員協会で記者会見を開いた。 【動画】未来の日本とマレーシアの関係は マハティール首相が会見 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「未来の日本とマレーシアの関係は マハティール首相が会見」に対応しております。 ◇ ◇
どのようにして消費税を廃止したのか
記者5:日仏のテレビの記者を務めています。1つ質問があります。どのようにして消費税を廃止されたんでしょうか。税収はどのように確保されてるんでしょうか。 司会:消費税を廃止したらば、どのようにして税収を確保するかということでよろしいですか。日本の話ですか。消費税を引き上げる話をしていますか。マレーシアの話ですか、マレーシアですね。 マハティール:私たち、今現在、消費に対する税金はないと思いますが、ただし何か食品を輸入したならば輸入関税など掛かることはありますけど、必ずしもそうなりません。ただ、一般的にマレーシアでは、消費、例えば食品に対しての課税はしていません。マレーシアはレストランが世界中から集まってきています。食べるのは皆さんに楽しんでいただきたいので税金は課していません。従って、そもそも私たちは消費税というものは導入しておりません。
マレーシア370便の消息は?
Weekly Geo-Political News and Analysis:Weekly Geo-Political News and AnalysisのBenjamin Fulfordといいます。ちなみに息子さんの【クリス 00:43:34】さんと同級生でした、大学で。さて、私の質問でありますけれども、マレーシア370便について何か消息は聞いていらっしゃいますか。 マハティール:マレーシアの確かに航空機でありますけれども、マレーシアの、しかもパイロット、マレーシアのお客さん以外にオランダの方がほとんどでした。それからオーストラリア人の乗客もいました。この航空機は墜落しました。ブラックボックスを私ども、わが国政府が発見したんですが、なのでそのブラックボックスの究明に、調査にはマレーシアが関わるべきでありました。専門性がなくてもほかから専門性を買うことはできます。ただ、なんらかの理由でマレーシア当局がブラックボックスの中身を調査することはできませんで、オランダに渡されました。 オランダでは複数の幾つかの国が関わった調査委員会が立ち上がって、ブラックボックスの調査の結果、ロシアが原因だということでありました。ミサイルがロシアで造られたかどうか分からないんですね。もしかしたらウクライナ製かもしれません。しかしロシア型のミサイルだったということで、それが航空機を墜落させたということでありますが、誰が発射させたかは、まずロシアに対して批判の声が上がっておりますけれども、証拠はなんであるかということが問題で、強力な、証拠がありませんとロシアが発射したとは言い切れないわけであります。 もしかしたら反体制派、ウクライナの反体制派だったかもしれませんし、場合によってはウクライナ体制派だったかもしれません。同じ型のミサイルをウクライナの政府も持っているそうです。ロシア型のミサイルが発射することで航空機が墜落したということだけでは、ロシアがミサイルを発射したとは断言できません。 なぜマレーシアがそもそも原因の究明から除外されたのか、よく分かりません。あまりにも初めから政治が絡み過ぎであります。目的は、原因究明では結局のところなくて、ロシアに原因があるということをなんとか結論として引き出そうということで、中立的な調査では決してありませんでした。中立的な立場の調査者が関わって結論が出されたのであれば私どもいつでも受け入れたでしょう。しかし実際には政治的な思惑がある当事者、関係者が関わって調査活動を行いました。オランダの調査報告書をいったんは受け入れておりますけれども、航空機がミサイルによって、ロシア製のミサイルによって墜落させられたというところまでは受け入れておりますが、ミサイルの発射元について、発射源についてはまだ不確実であります。 ロシアの人は軍関係者であれば、航空機、民間航空機であることは分かるでしょう。しかし反体制派は民間人でありますから、航空機がどういう航空機か分からない。軍関係者であれば確実に、民間航空機で、マレーシアの民間航空機だということも分かります。目に見えます、航空機というのは。スコープなどかなり強力ですので地上からも細かく見えるわけであります。なのできちんと規律の取れた当事者がミサイルを発射したとは思えません。