即完売した「レンジローバー スポーツSV」 史上最もダイナミックなレンジローバーに初試乗&徹底チェック!
レンジローバー スポーツSVは直立を保つ
エンジン、よりタイトなセットアップ、ステアリングホイールのボタンで作動するSVプロファイルに加え、エアサスペンションの最低地上高をさらに25mm下げるなど、「レンジローバー」は、ランドローバーが世界初と称する2つの改良によって特に助けられている: まず、23インチのカーボンホイールに装備された巨大なセラミックディスクで、バネ下重量を36kgも削減している。
そして第二に、6Dシャシーを開発した。このシャシーは、エアサスペンションとピッチコントロールに油圧式ダンパーを組み合わせたもので、メルセデスの「SL」や次期「Gクラス」と同様、ボディを顕著に落ち着かせる。遠心力がどんなにボディを引っ張ろうとも、少ないロールを保ち、少しも揺れない。
これは完璧なスポーツカーに近い。少なくとも、重量と、シートの高い着座位置を無視すれば。ただし、エモーションの持続時間がやや短すぎることと、テールスイングがエレガントすぎるという欠点もある。 しかし、SVチームはこの問題の解決策も見出しており、新しい「Body & Soulシート」を推奨している。ハイエンドオーディオシステムと組み合わされたこのシートは、張地の下にある特別なエキサイターによって音を目に見えるものにし、適切なスリルを与えてくれる。
Thomas Geiger