「ごみ拾いはスポーツだ」スポGOMIって何? ごみ拾いの世界一を目指して愛知で熱い戦い
「スポGOMIワールドカップ愛知STAGE」競技エリアと参加チームの戦略
愛知県代表を決める「スポGOMI ワールドカップ 2025 愛知STAGE」は、名城公園で行われました。友人や家族、職場の仲間で参加する人など、21チーム63人が参加。メインは本部から車道を挟んで北にある芝生広場やおふけ池、子どもの広場周辺の公園部分です。 大会参加者に、「スポGOMI」参加のきっかけやごみ拾いの戦略を聞きました!
親子三世代で参加するチーム(チーム名:生き物守るぞ隊)の女性: 「娘が魚が好きで、少しでも生き物を守れるようなことって何か考えたときに、ごみ拾いなら気軽に参加できるな、と。人目のつかない場所にごみが隠れているそうなので、そこを狙います」
企業の仲間で参加したチーム(チーム名:Who- Do- 改革)の男性: 「塗料の製造販売している会社で、3チームに分かれて参加します。参加するのは3回目。2回目のときは20チームの中で3位に入賞できたんです。もっと上位を狙います」 飲み友だちの店舗経営者チーム(チーム名:Cocostyle)の男性: 「中区栄の錦で知り合った飲み友だちです。ごみを捨てる人の心情を鑑みて、植え込みの中を重点的に探します」
競技スタートの合図とともに、各チームが早歩きを始めました。スポGOMIには「走ってはいけない」という厳しいルールがあります。また、メンバーの先頭と最後尾のメンバーの間隔は10メートル以上開けてはいけません。 開始早々、多くのチームが公園の奥へ移動する中、本部周辺の公園でごみ拾いをしていたチームもありました。 「ニコチャンズ」男性: 「豊川から観光ついでに来ているので、ごみは拾いますが無理せず拾っています。どんぐりや松ぼっくりもたくさん落ちているから、拾うのが楽しいですね!」
公園でのごみ探索 発見されたのはゴザに謎のバッグ
飲み友だち経営者のチーム「Cocostyle」が拾ったごみは電池と瓶、さらにゴザなど。エリアの1番奥までごみを拾いに行ったそうです。 「Cocostyle」の男性: 「電池は固まってドカっと埋まっていました。ゴザはたぶん、花見のあとに持ち帰るのが面倒くさくなって、捨てたんじゃないかなと思う。いかんよね」