広島のD1位・佐々木泰が〝練習の鬼〟宣言「練習量で差を付けられたら」 新人の施設見学
広島のドラフト1位・佐々木泰内野手(21)=青学大=ら育成を含む新人8人が18日、マツダスタジアムの球団施設を見学した。スタンドから球場を一望すると勇ましく〝練習の鬼〟を宣言した。 「プロの施設は充実していて楽しみという気持ちが強くなった。しっかり練習量でも周りと差を付けられたらいい」 新入団選手記者会見から一夜明けて午前10時頃に球場入り。球場に隣接する室内練習場やウエートルームなどを見学。その後、家族や関係者ともにバスに乗り込み、2軍施設や寮のある廿日市市へ移動した。 佐々木の付ける背番号「10」の先輩の金本知憲(広島、阪神)は1992年に東北福祉大からドラフト4位で広島に入団し、猛練習の末に超一流打者に成長した。オフは元旦からジムでウエートトレに励み、みっちりと鍛錬。プロ野球記録の1492試合連続フルイニング出場や通算2539安打など数々の偉業を成し遂げた〝アニキ〟の背中を追う。 右の大砲候補として期待のかかる佐々木は11月の明治神宮大会で左肩を脱臼し、年内はリハビリに専念する。来年1月上旬から始まる新人合同自主トレの全体メニュー参加は流動的であるが、完治したタイミングで野球漬けの新生活をスタートさせる。