ダンロップ「SPORTMAX Q-LITE」を耐久レースで使い込み!レインも試したライダー達のインプレッション
【ウェットグリップについて】 レース後半、私のスティント中にゲリラ豪雨に見舞われました。 他のハイグリップタイヤを履いているライダーはペースダウン。 私も様子を見ながら走行していましたが、比較的他のバイクより早いペースで走行できました。 Q-LITEは公道での走行を想定しており、高い排水性能を持つことから高いウェットグリップを感じることができました。 【耐久性について】 グリップ力も大きく変わらず、ライフも長いタイヤです。 サーキット向けのハイグリップタイヤ装着チームでは筑波戦1戦の6時間でタイヤ交換が必要となる摩耗具合でした。 Q-LITEはというと、まだまだ走行できるほどの摩耗具合でした。 今回は新品タイヤを投入しましたが、次戦のカートコース戦では筑波6時間走行したタイヤで挑むことが出来そうです。 【切り返し】 TT900GPと比較するとプロファイルがなだらかで、不安なくバンクさせていくことができます。 富士スピードウェイのカートコースなどの細かい切り返しの多いコースなどではプロファイルの尖ったタイヤの方が軽快に切り返すことができます。 初心者チームとしては軽快さより安心感を重視しているため、Q-LITEのようなタイヤがピッタリです。 筑波というGSX-R125にとっては大きなサーキットのため、減速しすぎずコーナリングスピード重視で走行しました。 ダンロップコーナーからアジアコーナーにかけて右、左と切り返しがあります。 速度域も高いこともあり、切り返しが「よっこいしょ」となるように感じることがありましたが、特段大きな問題ではありませんでした。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
────────── 初心者ライダーインプレ「クイックに、思った通りの操作感でバイクを操れる」 ────────── また、初心者ライダーからはコントローラビリティの高さに感動の声が上がった。寝かし込みのクイックさでイメージ通りのコーナリングを実現できたQ-LITEだが、その要因は最適なプロファイルと、安心できるグリップ感にあるといえる。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ サーキット初心者・両手で数えるほどしか走行経験のない自分がQ-LITEを履いたバイクに乗ってみての感想ですが、クイックに軽快に曲がってくれて自分の思ったラインで走れることに驚きでした。 普段乗っているバイクのタイヤとの比較になりますが、中型バイクに大型バイククラスのタイヤを履いてるせいもあるのですが、なかなか自分の思った通り寝かしこめない・曲がってくれませんでした。 ところが、Q-LITEはそんなことなく、クイックに自分の思った通りの操作感でバイクを操ることが出来ました。また、今乗っているバイクがバイアスタイヤだということを忘れる位安心して寝かしこめて不安感は一切ありませんでした。 初めてサーキットを走る方や、練習走行で高級タイヤを消耗したくないとお考えの方にはもってこいのタイヤなのではないかと思います。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・