掃除機を週1でかけるのと毎日かけるのでは、生涯で発生する電気代はどれだけ違いますか?
電気代はどのくらい変わる?
掃除機は上記のように種類がありますが、ほかに、ゴミを回収する紙パック式とサイクロン式に分けることも可能です。近年ではサイクロン式の掃除機が多く販売されていますが、紙パック式の掃除機もまだあります。実は紙パック式とサイクロン式では電気代に若干の差があります。 紙パック式とサイクロン式の違いについて具体的に解説します。 ■電気代の違い 紙パック式の消費電力は平均1000Wです。掃除機を15分使う場合、電気代を1kWHあたり27円と仮定すると1回あたりの電気代は6.75円となります。 一方、サイクロン式の消費電力は800Wであるため、同条件で1回あたりの電気代は5.4円です。毎日掃除すると、紙パック式の場合は6.75円×30日=202.5円、サイクロン式の場合は5.4円×30日=162円になり、1ヶ月あたり40円の差があります。 1週間に1回かける場合の月々の電気代は、紙パック式だと6.75円×4日=27円、サイクロン式だと5.4円×4日=21.6円となります。 ■ロボット掃除機の場合 実は、ロボット掃除機運転中の消費電力は30Wほどです。1回の掃除にかかる時間は40分程度なので、上記と同様の条件で計算すると1回あたりの電気代は0.54円になります。毎日掃除する場合は、0.54円×30日=16.2円、1週間に1回の場合は、2.16円となります。 ただし、ロボット掃除機の場合は充電式のため、充電にかかる電気代が別途かかることを考慮に入れなければなりません。
毎日かけるならロボット掃除機がおすすめ
毎日掃除する場合は、ロボット掃除機の方が圧倒的に電気代が抑えられます。ただ、初期費用やパーツの交換などの維持費もかかるため、これらを考慮したうえで検討しましょう。 ほかにも、掃除機をかける頻度を1週間に1回にすれば、電気代を抑えることができます。それ以外に、フロア用の掃除シートで掃除をすれば、部屋自体をきれいに保つことができるでしょう。負担とならない範囲で無理なく掃除をするのがおすすめです。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部