日本代表メンバーがBリーグ開幕節で明暗…新天地で存在感発揮、負傷者離脱者も
10月3日から6日にかけて「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 シーズン」の第1節が開催され、全国各地でパリ2024オリンピックバスケットボール男子日本代表のメンバーたちが活躍した。 【動画】Bリーグ開幕節で活躍したパリ五輪日本代表のプレーダイジェスト映像 一足先にプレーしたのは、4日に長崎ヴェルカの“新本拠地”HAPPINESS ARENA(ハピネスアリーナ)でプレーした馬場雄大(長崎)とジョシュ・ホーキンソン(サンロッカーズ渋谷)。馬場が同日のGAME1で13得点3スティールを記録してチームを勝利に導くと、GAME2ではホーキンソンが馬場のシュートをブロックするなど、10得点8リバウンド2ブロックと攻守に奮闘。開幕2連戦を1勝1敗に持ち込んだ。 LaLa arena TOKYO-BAY(ららアリーナ)で開催された千葉ジェッツvs宇都宮ブレックスのライバル対決では、日本代表選手の間で明暗が分かれる格好に。富樫勇樹が2戦合計26得点17アシストと存在感を示して千葉Jを2連勝に導いた一方で、宇都宮の比江島慎は厳しいマークにあうなかGAME1で5得点、GAME2で7得点、2戦合計フィールドゴール成功率23.5パーセントと不発。Bリーグデビュー戦となったGAME1で16得点を挙げていた千葉Jの渡邊雄太も、GAME2で左足首を捻挫し負傷離脱(※全治6週と発表)するアクシデントに見舞われた。 パリ五輪でのプレーが脚光を浴びた吉井裕鷹と渡邉飛勇は、新天地で着実に存在感を発揮している。アルバルク東京から三遠ネオフェニックスへ移籍した吉井は、琉球ゴールデンキングスとのGAME1で約31分出場し7得点2リバウンド、いずれも自己最多となる4アシスト3スティールを記録し勝利に貢献。琉球からB2信州ブレイブウォリアーズへ移籍した渡邉飛勇も、福井ブローウィンズとのGAME2でB1時台含めキャリアハイとなる14得点3アシスト8リバウンドをマーク。両選手ともに移籍先で大幅にプレータイムを伸ばしている。 また、パリ五輪でなかなかプレータイムを得られなかったA東京のテーブス海は、ホームに越谷アルファーズを迎えた開幕2連戦に先発出場し連勝スタートに貢献。フィールドゴール成功率こそ20%台と低調だったが、GAME2ではB1第1節全体トップの1試合10アシストをマーク。司令塔としてチームのスタートダッシュをけん引した。 10月11日から13日にかけて行われる第2節では、比江島が所属する宇都宮、ホーキンソンを擁するSR渋谷が、それぞれ“ホーム開幕戦”を迎える。 パリ五輪日本代表選手がBリーグ第1節で記録したスタッツと、各所属チームの第2節対戦予定は以下の通り。