専門家監修・究極のほったらかし調理を実現!富裕層が必ず手に入れたい究極のオーブンの選び方
食文化がますます多様化した今、特別な日に肉を焼いて食卓を華やかに彩ったり、普段の支度でも火元から目を離せるオーブンは大活躍するはず。そこで、今回は進化するオーブンの最前線をご紹介します。 多数のオーダーキッチンを手掛けてきたキッチンプランナー・水谷洋子さんにオーブンの選び方を教えていただきました。 【写真でチェック】ほったらかし調理を実現する最新型高級オーブン
アドバイスをくれたのは… キッチンプランナー 水谷洋子さん みずたに ようこ/オーダーキッチンメーカー「リネアタラーラ」チーフプランナー。 数多の豪邸のキッチンを手掛け、デザイン性と機能性を両立したキッチンに定評がある。
<オーブンの選び方>ガス、電気、スチーム…どの過熱方法が好みか?
コロナ後に家に人を招くようになり、導入がより増えたのがオーブン。「迷ったけれど入れてよかった!」と満足される住み手の方がほとんどです。 グレードはさまざまですが、まずは手頃なエントリーモデルを入れるだけでも、料理の幅や暮らしの質がぐんと上がりますよ。オーブン料理はほったらかしにできるうえ、誰でも簡単にプロ並みの料理をつくれます。 オーブンがあれば、たくさんの調理器具も必要なく、コンパクトに暮らせるというメリットも。 私は基本的に電気オーブンをおすすめしています。ローストビーフをはじめ、いろんな調理ができるからです。ガスはパンが美味しくできたり、ガスならではのよさがあるのですが、火加減の調整などコツが必要になります。 どの海外ブランドも多彩な料理プログラムを搭載していますが、ミートセンサーがあれば、塊肉を焼くのも簡単です。 料理をより探求したい人ならスチームオーブンがおすすめ。ローストビーフも短時間でジューシーかつ表面はカリッと仕上がり、豆を炊くなど繊細な和食にも適しています。 オーブンは扉の開き方と設置位置も重要。基本的に、しゃがまずに庫内を確認できるアイレベルがおすすめです。(水谷さん)
<オーブンのチェックポイント!>
・調理をオーブンまかせにしたいなら、電気オーブン。 ・プロ級の料理を求めるなら、スチームオーブン。 ・設置場所はできればアイレベルに。 オーブンを選ぶ際はここに注意! トール収納がなく、オーブンをカウンターの下に設置する場合は、選ぶ機種の扉の開き方に注意を。 体が触れると自動で開くセンサータイプは、調理中に触れてしまう可能性があるので避けたほうがよいでしょう。(水谷さん)
ボタン1つで本格的な料理にしてくれるオーブン。最新のモデルを取り入れて、調理をより快適にアップグレードしてみるのはいかがでしょうか?