避難町民らの力作並ぶ 福島県双葉町で総合美術展 1月12日まで
福島県双葉町の総合美術展は10日、町産業交流センターで始まった。12日まで、東京電力福島第1原発事故に伴い県内外に避難している町民らの力作が並んでいる。 町芸術文化団体連絡協議会の主催。原発事故発生後、町内での開催は昨年に続き2回目。今回は会員、友好町の京都府京丹波町の町民らの作品計約90点を展示している。書や写真、絵画、俳句、短歌、山野草などがそろい、来場者がじっくりと見入っている。 初日は開会式を行い、横山久勝会長があいさつした。伊沢史朗町長、伊藤哲雄町議会議長、舘下明夫町教育長らが祝辞を述べた。 会場では町民作品展覧会も同時開催し、子どもたちの絵や書などもそろう。入場無料。時間は午前10時から午後3時まで。