米メディアもイチローの指導者再出発に注目「次章を始める準備完了」「彼に野球を終えるチャンスはない」
シアトル・ポストインテリジェンサーは「イチローがマリナーズのインストラクターに任命される」との見出しを取り、「イチロー・スズキは野球から引退したかもしれないが、マリナーズで意欲的な存在を維持することになるだろう」と報じた。 「球団GMのジェリー・ディポト氏が火曜日にシアトルの歴代最多安打リーダー(のイチロー氏)が所属していたチームのインストラクターとしてすぐに働くことになると発表した。この役職は2018年5月に得た会長付特別補佐に加えられることになる」と続けた。 CBSスポーツは「イチローが現役引退した1か月後にインストラクターとしてマリナーズに復帰」との見出しを取り、「先月に選手を引退したにもかかわらず、イチロー・スズキが野球を終えるチャンスはない。火曜日午後、マリナーズはイチローがインストラクターとして球団に再度加わることを発表した。彼は役割をすぐにスタートさせる」と伝えた。 MLB Trade Rumorは、「将来殿堂入りするイチロー・スズキがメジャーリーグと3Aチームで今夜からインストラクターとして働くことが火曜日にチームから発表され、マリナーズでの彼の役割は広がりを見せることになった」と伝えた。 記事は「イチローは外野守備、走塁の指導に特に力を入れ、ティム・レイカー打撃コーチとも連携して働くことになる。マリナーズの発表によると、彼はチームのホームゲームの大半に帯同して働くことになり、今はジョン・スタントン会長よりもジェリー・ディポトGMに報告することになるが、特別補佐の役割は続けることになる」とも説明した。 サービス監督は、地元メディアに対して「おそらくイチローがとても落ち着く場所である打撃ケージにいる姿を多く見ることになるだろう。またチームが遠征に出るときは、タコマにも行くことになると思う。彼が、打撃練習するかどうかは分からないが、打撃投手を務めたりするのでは」と語り、インストラクターとして、バッティング指導がメインになるという考えを明らかにしている。