楽天1点遠く… 好投の内を援護できず 今季初の3連勝逃がす
◇パ・リーグ 西武2―1楽天(2024年5月11日 ベルーナD) 楽天は7回2失点(自責1)と好投した内星龍投手(22)を援護できず、今季初の3連勝を逃がした。 初回のミスが最後まで響いた。無死一、二塁から平沼の投前バントを一塁へ悪送球(記録は内野安打と投手失策)で先制点を許してしまう。続く無死一、三塁のピンチはしのいだが、5回に2点目を失った。 打線は6回に1点を返したものの、7回1死三塁でスクイズを試みた村林が痛恨の空振りで三塁走者の小郷が憤死した。 3敗目を喫した内は「自分のミスで(初回に)失点してしまったので…」とガックリ。それでも今江監督は「初回以外はいい球を投げて粘れていたし、先発の役割を果たしてくれた」と労うと、スクイズ失敗については「内の負けを消してあげたかったけど…。成功できなかったのはサインを出した僕の責任」と沈痛な面持ちで話した。