【異変】「まだ全然青い」進まない紅葉に河口湖“もみじ回廊”では観光客困惑 専門家「8℃以下にならないと…」
全国各地でも「紅葉」に異変が…
異変は全国各地でも起きていました。 長崎県で紅葉の名所として知られる、雲仙仁田峠。今年は例年より2週間ほど遅れてようやく見頃を迎えました。 地元の人: 一番いい時に比べたら(紅葉が)少ない。今年はちょっとここから見る感じ、落葉している感じがしますね。 同じような現象は福岡県でも…。 福岡・糸島市にある雷山千如寺大悲王院の境内にそびえ立つ、樹齢400年を超えるイロハカエデです。 本来この時期は全体が真っ赤に色づくそうですが11日の色づきは、まだ5割程度。 高知県四万十市の黒尊渓谷でも川のもみじが色づき始めていますが、葉をよく見てみると、茶色くなっていたり、色づきが遅れていることが分かります。 専門家は、その色具合についても異変が起きていると指摘します。 東北大学植物園 伊東拓朗助教授: 場所によっては夏の高温の影響で葉っぱが傷んでしまっていて、すでに茶色く変わってしまっている、その影響で秋口の紅葉シーズンになっても、あまりきれいな色が出てていない植物がたくさんあるかなというふうに思います。 (『めざまし8』 2024年11月14日放送より)
めざまし8