鹿島 町田に貫禄3発で白星締め 2年連続5位でシーズン終了 ホームでは史上4クラブ目の年間無敗達成
◇明治安田J1リーグ最終節 鹿島3―1町田(2024年12月8日 カシマ) 鹿島が町田を3―1で下し、今季最終戦を白星で飾った。18勝11分け9敗の勝ち点65。2年連続の5位でシーズンを終え、来季のACL出場は逃した。 前半5分にFW師岡柊生、同16分にMF樋口雄太が立て続けにゴール。同23分に1点を返されたが、2―1で迎えた前半アディショナルタイムにFW鈴木優磨が魅せた。縦パスから左サイドを抜け出すと、詰めてきたDF昌子源を股抜きで置き去りに。ドリブルでゴール前に運び、GK谷晃生との1対1を冷静に制した。昨季マークした国内での自己最多を更新する今季15点目。優勝の可能性を残していた町田に引導を渡す大きな追加点を挙げた。 後半も隙のない試合運びを見せ、3月のリーグ戦、5月のルヴァン杯で連敗していた町田にリベンジ。3万2840人が来場したホームでは、昨季終盤から22試合連続で負けなしを継続した。06年浦和、21年川崎F、23年名古屋に続く史上4クラブ目のホーム年間無敗を達成。10月に就任した中後雅喜監督は、初采配から6戦負けなしでシーズンを終えた。