【日本ダービー・厩舎直送】皐月賞は不利響いたビザンチンドリーム 13着からの反撃へ「競馬が楽しみです」
[GⅠ日本ダービー=2024年5月26日(日曜)3歳、東京競馬場・芝2400メートル] ビザンチンドリーム(牡・坂口)は全休日20日朝、馬房のなかでリラックス。大一番に向けて静かに英気を養っていた。 担当の久保助手は「変わりなく順調です。きさらぎ賞くらいの体重(450キロ)で出走できるかなという感じ。乗っている感じでは、前回よりも今回の方が体に実が入っていると思います。結構、落ち着いていますしね」と気配の良さに笑みを浮かべる。 前走のGⅠ皐月賞は4コーナー入り口での不利がすべて。「スピードに乗るのが遅いので、余計に良くなかったですね」と同助手。力を出し切れずに終わった一戦であり、結果13着でも度外視できる。「東京の2400メートルの条件は良さそう。手前の替え方に左右の差はありませんし、左回りは問題ないと思います。競馬が楽しみです」 勝てば2003年ネオユニヴァース以来、史上5頭目のきさらぎ賞勝ち馬によるV。追加登録料(200万円)を支払われた馬が勝てば、史上初の快挙となる。
東スポ競馬編集部