元銀行員が解説!「大量の小銭、どうしてる?」銀行の窓口で入金・両替すると手数料で損するケースも…簡単でお得な方法とは
貯めた小銭を銀行に預けようと思ったら、手数料がかかると聞いて驚いた…そんな経験はありませんか? ◆【一覧表】主要行「手数料体系と無料枠の比較」 大量の硬貨を一気に処理しようとすると、予想外のコストが発生することがあります。 この記事では、手数料を抑えながら効率よく銀行に小銭を預ける方法と、各行の手数料比較、さらには無料で利用できる方法についてご紹介します。 同時に2024年7月からの新紙幣への両替に関する手数料についても詳しく解説。手数料を抑えながら効果的に小銭を預ける方法を活用しましょう。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
大量の小銭を銀行で預け入れる際の手数料はどうなっているのか?
銀行で大量の小銭を預ける際には、窓口やATMの利用方法によって手数料が異なります。窓口では銀行によって300枚程度までは無料で取り扱い可能のところもありますが、それを超えると手数料が発生します。 一方、ATMを使えば1回につき100枚まで無料で入金できるケースが多く、これをうまく利用することで手数料を抑えられます。 ●各銀行の手数料体系と無料枠の比較 主要な銀行の手数料は次のようになっています。 取扱い枚数300枚まで手数料無料の銀行もあれば、51枚~100枚で500円、101枚~300枚で800円以上となる銀行も。 このように銀行ごとに無料枠は異なるため、事前に自分の利用する銀行の手数料体系を確認することが大切です。 平日にATMで100枚ずつ入金し、手数料を全くかけずに処理できた事例がある一方で、窓口で500枚以上を一度に持ち込み、想定以上の手数料が発生したケースも。 ATMを使えば、小銭の預け入れ手数料を大幅に抑えることが可能になります。 特に、銀行が指定する平日の時間帯に利用することで無駄なコストを避けられるでしょう。 ただしATMでは1回につき100枚までの無料入金が基本で、これを過ぎると手数料が発生することがあります。 また、コンビニATMでは硬貨の取り扱いがないため注意が必要です。 手数料を抑えるには平日の指定時間内にATMを利用し、少量ずつ頻繁に預け入れるのが有効です。この方法で、大量の小銭を無駄なコストをかけずに処理できるのです。