JAL A350-1000、6号機がトゥールーズ離陸 10/3昼に羽田着
日本航空(JAL/JL、9201)の新長距離国際線機材エアバスA350-1000型機の6号機(登録記号JA06WJ)が現地時間10月2日午後3時45分(日本時間同日午後10時45分)すぎ、エアバスの最終組立工場がある仏トゥールーズを離陸し、羽田空港へ向かった。フェリーフライトの便名はJL8102便で、羽田には3日午前11時30分ごろ到着する見通し。今年度は発注した13機のうち、8機を受領する計画を進めている。 【写真】個室のファーストクラスやビジネスクラスがあるJALのA350-1000 A350-1000はJALの新たな国際線フラッグシップで、今年1月24日に1路線目の羽田-ニューヨーク線、4月17日にダラス・フォートワース線に就航。ファーストクラスとビジネスクラスはJAL初の個室タイプのシートを採用した。3路線目のロンドン線には、10月24日から隔日で投入する。 座席数は4クラス239席で、ファーストが6席(1列1-1-1席)、ビジネスが54席(同1-2-1席)、プレミアムエコノミーが24席(同2-4-2席)、エコノミーが155席(同3-3-3席)。ファーストクラスは座席上のオーバーヘッドビン(手荷物収納棚)をすべてなくし、ビジネスは窓側のみとすることで開放感のある客室に仕上げた。 JALはA350-1000を置き換え対象の777-300ERと同じ13機導入する計画で、今年度内に8機体制を目指す。
Tadayuki YOSHIKAWA