ホンダ「N-BOX ジョイ」は“気軽なアウトドア派”へ。軽自動車の激戦区に加わったNEWモデル!
人間だもの、疲れることなんてたくさんある。だから癒しを求めて海へ山へ。いや、ちょっと景色が良ければそれでいいじゃん、いちいちキャンプやアウトドアスポーツを楽しまなくたってさ。 ホンダのN-BOXから派生した新モデル「N-BOX ジョイ」は、そんな“脱力系アウトドア派”とも言える人たちへ向けた造りとなっている。 軽自動車で最も人気のあるカテゴリーが、SUVテイストのスーパーハイトワゴン。従来モデルの “毎日の生活に便利な軽”に、アウトドアフィールドへ遊びに出掛けたくなる要素が加えられたモデルだ。 この数年、ダイハツは「タントファンクロス」を、スズキは「スペーシアギア」を、三菱自動車は「デリカミニ」を投入している。ここにホンダからは「N-BOX ジョイ」が加わることになる。
“脱力系”ゆえタフさをまったくウリにしておらず、エクステリアに押し出し感は一切感じられない。ライバルのようなアルミホイールも備わらない。黒の鉄チンにホイールキャップ。それでいいじゃん、とばかりにノンターボ/ターボとも標準で備わる。
インテリアデザインはといえば、さらに”脱力系”だ。ドアを開けたらチェック柄が広がる。キャンプというよりピクニック。ピクニックにはレジャーシート、レジャーシートだからチェック柄、というわけだ。 飲み物をこぼしてもサッと拭ける撥水加工が施されているのがうれしいポイント。 無理に外へ出てイスやテーブルを広げて……なんてしなくてもいい。いや、それもできるけれど、車内から外の景色を眺めるだけでも楽しいじゃない!?とばかりに、実はベースとなるの標準モデルのN-BOXとは後席&荷室の作りが変えられている。
目的地についたら後席を倒して足を伸ばし、車の中で最も大開口となるバックドアを跳ね上げる。それだけで目の前の自然を楽しめる。 後席背もたれと荷室の床までチェック柄の生地にすることで、ブランケットなどを敷かずともそのまま寛ぐことができ、面倒な手間がない。