11日と14日に日本海側で大雪のおそれ…雪雲の発達しやすいライン “JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)” 発生へ【雪と雨のシミュレーション】
■厳冬期は要注意…ヒートショック防ぐには 冬の時期は、暖かい部屋から寒い部屋への移動など、急激な温度の変化によって身体がダメージを受ける「ヒートショック」が発生しやすくなります。ヒートショックを防ぐには、次の4つのポイントを覚えておいてください。 (1) 脱衣所や浴室は、入浴する前に暖めておきましょう。 暖かい部屋から寒い脱衣所や浴室に入り、その後、浴槽につかると、寒暖差で血圧が急激に変化してしまいます。浴室に暖房設備がない場合は、シャワーを使って浴槽に給湯したり、浴槽のお湯が沸いたらよくかき混ぜた後、蓋を取って湯気を充満させたりするのも効果的です。 (2) 入浴の際は、お湯の温度は41度以下、時間は10分以内を心がけましょう。 入浴する時間帯は、夜遅い時間帯だと冷え込んできますので、早めの時間帯を心がけてください。 (3) 浴槽で体を暖めた後は、できるだけゆっくり立ち上がるようにしましょう。 手すりがあれば活用し、手すりがない場合でも、浴槽のへりにしっかり手をかけて立ち上がってください。 (4) 食後すぐの入浴や、飲酒後の入浴は避けましょう。 食後に血圧が下がりすぎる食後低血圧によって失神することもありますし、飲酒によっても一時的に血圧が下がります。体調の悪い時も、入浴は避けてください。 ■凍結してもお湯かけない…水道凍結どう防ぐ 冷え込みが強まると水道が凍結してしまうことがあります。水道の凍結に特に注意が必要なのは、以下のような時です。 1つめは、気温がマイナス4℃以下になる時です。 水道管が屋外にある場合は、建物の北側で日が当たらない・強い風が吹きやすい場所・むき出しになっていたりすると、気温がマイナス4℃以下まで下がらなくても、水道が凍結しやすくなります。 2つめは、「真冬日(最高気温が0℃未満の日)」が続いた時です。 日中も気温があまり上がらないと、水道管の中では水が冷やされたままなので、凍結しやすくなります。