首都高八重洲線の神田橋JCT―西銀座JCT間、地下化工事で来年4月から10年間通行止め
首都高速道路会社などは12日、首都高・日本橋区間の地下化などの工事に伴い、来年4月上旬から、八重洲線の神田橋ジャンクション(JCT)―西銀座JCT間(約2キロ)を通行止めとすると発表した。同線や都心環状線と接続する約2キロの自動車専用道路「東京高速道路(KK線)」(京橋JCT―汐留JCT間)も、これに合わせて廃止する。
八重洲線の通行止めは、地下化などが完了予定の2035年度まで。同社は通行止め期間中、八重洲線と並行する都心環状線の利用を呼びかける。ただ、通行止めと廃止により交通量が増え、現状より通過に時間がかかることが予想される。
日本橋の上を通る高架は、40年度までに撤去される予定。KK線の高架上には、30~40年代に遊歩道が整備される計画だ。