「どの試合も勝たなければならない」

ヨルダン戦の出場はなかったソン・ボムグン。 (C)Getty Images

　日本のライバルである韓国代表が１月20日、アジアカップのグループE第２節でヨルダンと対戦。格下相手に２－２のドローに終わった。 【PHOTO】日本代表のイラク戦出場16選手＆監督の採点・寸評。全員が及第点未満の厳しい評価。最低点は守備者の２人 　開始９分に、主将ソン・フンミンのPKで先制するも、37分にオウンゴールで同点に追いつかれると、45＋６分にも被弾。一時は逆転を許す。後半もなかなかゴールを奪えず、90＋１分にオウンゴールで何とか同点に追いつくのがやっとだった。 　試合後、湘南ベルマーレでプレーするGKのソン・ボムグンは、「明らかにがっかりした。僕たちには明確な目標があった。でも望んでいた結果ではなかったので落胆したよ」と試合を振り返った。 　イラクに敗れた日本の１位通過が消滅したため、ベスト16で韓国と当たる可能性が高くなった点については、「結果はまだわからない。だから何が起こるか見てみよう。どの試合も重要だし、どの試合も勝たなければならない。だから、通常通り準備するつもりだ」とコメント。日本代表については、こう印象を語っている。 「良いチームだ。だけど、このトーナメントに弱いチームはない。このアジアカップのすべての代表がとても良いチームだ」 　日本がD組の２位、韓国がE組の１位になると、ベスト16で日韓戦が実現する。 取材・文●江國森（サッカーダイジェストWeb編集部／現地特派）