福岡市動物園で急死したゾウ 死因は「ゾウヘルぺス」と判明 東京大学総合研究博物館に骨格標本として収蔵
今年9月に福岡市動物園で死んだ12歳のゾウについて、福岡市は、死因は「ゾウヘルペス」と発表しました。 【写真で見る】急死したゾウ 今年9月、福岡市動物園がミャンマーから受け入れた4頭のゾウのうち、12歳のメスが急死しました。 解剖では、ゾウヘルペスを発症した時にみられる出血傾向が確認できたものの、死因の特定には至らず、北海道大学や山口大学で詳しい検査を実施していました。 その結果、北海道大学が実施したウイルス検査で、全身の主要な臓器、リンパ節からゾウヘルペスウイルスが検出され、山口大学の病理学検査でも主な病変がゾウヘルペス感染と一致したということです。 福岡市によりますと、死んだメスのゾウは東京大学総合研究博物館で研究に活用され、骨格標本として収蔵されるということです。
RKB毎日放送