中間管理職の約2人に1人が「休職や離職を考えたことがある」。最も多かった悩みは?【メドピア調べ】
メドピアの連結子会社であるMediplatは、「休職・離職に関する意識調査」を実施した。大企業の中間管理職101名が回答している。
中間管理職の6割弱が「部下が休職・離職して困った経験あり」
まず、部下が突然休職または離職して困った経験があるかを聞くと、何度もある・数回程度ある・一度だけあるを合計して57.4%が「ある」と回答した。
部下が休職または離職した主な原因・きっかけについて具体的に聞くと、「メンタル面での不調」が69.0%、「身体面での不調」が39.7%となり、心身の不調で悩む人が多いようだった。
ミドルマネージャーならではの悩み、1位は「上司と部下の板挟み」
また、自身が休職または離職を考えた経験があるかという質問では、何度もある・数回程度ある・一度だけあるを合わせて半数以上が「ある」と回答した。
休職・離職を考えたことがある人に対し、「自身の休職・離職につながる、中間管理職ならではの悩みを感じた経験があるか」を聞くと、「何度もある」は33.4%、「数回程度ある」は37.0%にのぼり、合計では79.7%が「ある」と答えた。
具体的な悩み・不満の内容としては、「上司と部下それぞれへの対応での板挟み」が65.1%で最も多く、「管理職としての責任やプレッシャー」「ワークライフバランスの欠如」が同率で46.5%と続いた。
さらに、休職・離職者が1人出ると、チームや組織内で休職・離職のハードルが下がると思うかを聞くと、「非常にそう思う」が15.7%、「ややそう思う」が43.6%と多数派になった。
調査概要
・【調査方法】IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査 ・【調査期間】2024年4月11日(木)~4月12日(金) ・【有効回答数】大企業(従業員数1,000名以上)の中間管理職(マネジメント層も含む)101名