yutoriのブランドオーディション優勝は「超ハッピー」なアジアンギャル 2日間で232万円売る無敵マインド
yutoriは2024年6月から自社のYouTubeチャンネルでオーディション番組「ファッキンロード」を公開している。優勝者にはブランドの準備金500万円が支給され、自身がディレクターを務めるブランドを立ち上げることができる企画だ。205人から4人まで絞られて迎えた最終回を9月13日に公開し、23歳のさりが見事に優勝を勝ち取った。勝敗は2日間実施したポップアップの売り上げに準じたが、彼女のブランド「ギャリーロール(GALLY ROLL)」は計232万円という圧倒的な売り上げを叩き出した。アパレルでの販売経験はなく「あるのは実家のスーパーでのお手伝いだけ」と笑う彼女だが、ポップアップ開催中は自信に溢れていたという。終始ハッピーオーラを纏う彼女の考え方やブランドの今後について聞いた。 【画像】yutoriのブランドオーディション優勝は「超ハッピー」なアジアンギャル 2日間で232万円売る無敵マインド
WWD:オーディション応募に至った経緯は? さり:大学4年生の冬に、TikTokでオーディション募集の広告を見ました。周囲は就職先が決まっている人も多い時期でしたが、やりたいことが見つからず、卒業後の進路が決まっていませんでした。ですが、私立の中高一貫校に通って附属の大学に進学し、就職が当たり前という環境で育ってきたこともあり、何かをしなくてはいけないというプレッシャーがありました。
このオーディションを見つけた時、1位になれたら自分のブランドもデビューできるし周囲の人を安心させられる。何より新しいスタートが切れるのではと考えて応募しました。オーディション前にyutoriについて調べた時に私がやりたいと考えていたジャンルがなかったので、これは行けるかもという気持ちが湧きました。新しいブランドで新しい風を吹かしたいと思いました。
WWD:参加して良かったと感じた瞬間は? さり:自分の周囲にはこんなに自分を助けてくれる人がいるんだと実感し、環境に恵まれたと心の底から思いました。ルック撮影のモデルは友人にお願いしたり荷物の運送などは彼氏が手伝ってくれました。