〔東京株式〕下げ幅拡大=25日移動平均やSQを下回る(10日前場中盤)
(10時19分)日経平均株価は下げ幅拡大。朝の売買が一段落した後、いったん下げ渋ったが、戻りの鈍さが見られると再び売りが強まり、下げ幅は一時400円を超えた。「ファーストリテ <9983> が1銘柄だけで日経平均を300円以上押し下げており、日経平均続落の主因」(大手証券)とされるが、プライム市場全体を見ても時間の経過とともに値下がり銘柄数が増えており、買いの勢いは鈍い。下値のサポートラインとなっていた25日移動平均線を割り込み、1月きりの特別清算指数(SQ、3万9343円)も下回っている。 (寄り付き)前場の日経平均株価は、前日比54円84銭安の3万9550円25銭で始まった。主力銘柄の一角で売りが先行し、株価指数の重しになっている。